「女性活躍」で安倍首相を側面から支援


昭恵夫人が米首都で講演、女性の力で国際協力や平和構築を

「女性活躍」で安倍首相を側面から支援

23日、米ワシントンのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)で講演する安倍晋三首相の昭恵夫人(早川俊行撮影)

 安倍晋三首相とともに訪米中の昭恵夫人は23日、首都ワシントンの有力シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が開いた女性の活躍に関するセミナーで基調講演した。昭恵夫人は安倍政権が目指す「女性が輝く社会」の実現について、「主人は総理大臣として自分に課せられた歴史的使命であると積極的に取り組んでいる」とアピールし、首相を側面支援した。

 昭恵夫人は「男性は縦割りでピラミッド型の社会を好む。これからは女性らしさ、男性らしさを持ったまま、いろいろな働き方、貢献ができる社会になるといい」と主張。また、「女性の受け入れる力、つながる力が平和と明るい未来とをつくる」と述べ、女性の活用は経済成長のみならず、国際協力や平和構築を促進するとの見方を示した。

 昭恵夫人はこれまで、「日本では政治家の妻が政治を語ることを好まないため、選挙の時以外はあまり表に出なかった」が、今月都内で開かれた女性国際シンポジウムでシェリー・ブレア元英首相夫人と対談するなど、表舞台に立つ機会が増えている。これについて、「日本が大きく変わったという一つの表れではないか」と語った。

 悪化する日中関係について質問を受けると、「総理夫人という立場ではあるが、一人の女性としてどの国とも仲良くしたいと思う」と述べ、女性のつながりを通じて関係改善に貢献したい考えを示した。(ワシントン早川俊行)