ブランド木材「吉野ヒノキ」で学習机作り


奈良県吉野町の中学校で

ブランド木材「吉野ヒノキ」で学習机作り

 奈良県吉野町の中学校で、生徒らがこの地域で産出されるブランド木材「吉野ヒノキ」で学習机を製作し、2学期から使用している。天板と教科書などを収納するスペースが木製で、机を支える足の部分はスチール製。木製部分は卒業時に持ち帰ることができる。

 町の製材業者らでつくる団体が、机のキットを作り、中学生の組み立て作業を指導した。

 吉野地域は、良質な木材の産地として知られる。町教育委員会教育総務課は「生徒が製作過程を体験することで、木のぬくもりや物を大切にする気持ちを育ててほしい」と話している。