「シーカンタニタ食堂」1号店を瀋陽に出店


タニタが中国で事業拡大、ITサービス大手シーカンと業務提携

「シーカンタニタ食堂」1号店を瀋陽に出店

業務提携の記者会見後に撮影に応じる中国・東軟熙康健康科技(シーカン)の盧朝霞董事長兼最高経営責任者(右)とタニタの谷田千里社長=17日、東京都千代田区

 健康器具メーカーのタニタ(東京)は17日、中国で医療健康分野の機器・サービスの販売を拡大するため、同国のITサービス大手、東軟集団の子会社「東軟熙康健康科技(シーカン)」(遼寧省瀋陽市)と業務提携したと発表した。提携の最初の取り組みとして、瀋陽にある東軟集団本社に「シーカンタニタ食堂」の1号店をこのほど出店した。

 提携でタニタは食堂事業などで健康管理のノウハウを提供する一方、中国での事業拡大でシーカンの協力を得る。

 東京都内で記者会見したタニタの谷田千里社長は、今後の中国での食堂出店について「半年程度で現地化のノウハウをため、計画を作りたい」と述べた。