拉致被害者らの再調査「誠実な回答を」


曽我ひとみさんが新潟市内で署名活動

拉致被害者らの再調査「誠実な回答を」

北朝鮮による拉致被害者の早期救出を願う署名活動に参加し、来場者にパンフレットを手渡す曽我ひとみさん=17日午後、新潟市

 北朝鮮が日本人の拉致を認めた日朝首脳会談から12年がたった17日、拉致被害者の曽我ひとみさん(55)が新潟市内で被害者全員の早期救出を求める署名活動を行った。北朝鮮による拉致被害者らの再調査結果が近く報告される見通しの中、「被害者全員が日本に帰ってくることを毎日願っている。(北朝鮮の)誠実な回答を待ちたい」と訴えた。

 曽我さんは、拉致されたままの母ミヨシさん失踪当時(46)について、「母はもう高齢。自分で自分のことができなくなっているのではないかと思う」と案じる気持ちを吐露。政府に対しては、「自分たちが帰国してから、拉致問題に大きな進展がない。今回は被害者全員を帰国させることを前提に交渉を進めてほしい」と求めた。

 署名活動は、新潟市で開かれている第45回日本看護学会に合わせ「曽我さん母娘を救う会」が企画。18日も行われ、署名は政府に提出される。