京都市が「ぐるなび」と連携


地域活性化に向けた包括連携協定を締結

京都市が「ぐるなび」と連携

地域活性化包括連携協定を締結した京都市の門川大作市長(左)とぐるなびの滝久雄会長(京都市提供)

 京都市は、飲食店情報検索サイト運営大手の「ぐるなび」(東京都千代田区)と地域活性化に向けた包括連携協定を締結した。

 京都の食文化や伝統産業、観光などの振興が目的。ぐるなびが地方自治体とこうした協定を結ぶのは初めてという。

 両者は、京料理や京野菜、清酒の普及促進に加え、食関連イベントの実施で協力。具体的には、ぐるなびの提携先店舗で、清酒で乾杯するキャンペーンを展開し需要増に結び付ける取り組みなどを検討する。

 門川大作市長は協定締結式で「互いの強みを生かして連携を深め、観光立国日本をけん引する役割を果たしたい」と強調した。