旧日本軍のゼロ戦の尾翼を公開


南太平洋で回収、筑波海軍航空隊記念館で

旧日本軍のゼロ戦の尾翼を公開

 戦時中、南太平洋で回収された旧日本軍のゼロ戦の機体の一部が、茨城県笠間市の筑波海軍航空隊記念館で9日から公開される。尾翼を含む機体後部で、胴体の約4分の1に当たる。外板は厚さ0・8ミリのジュラルミン製で、大人2人で運べるほど軽量化されている。

 ニュージーランド空軍が戦時中にソロモン諸島で回収し、戦後民間に払い下げた。十数年前に大阪市に住む60代の愛好家が購入、保管していた。同記念館に寄贈されることになり調査した結果、初の本格的な量産型として配備された「零戦21型」と分かった。ラバウル航空隊の所属機とみられる。

 同記念館の金沢大介事務局長(43)は「戦後69年になるのを前に、新たにゼロ戦の機体が公開されるのは珍しい」と話している。