米ボーイングの新型旅客機787-9型機が就航
全日空、世界初の定期便に
全日本空輸は7日、米ボーイングの新型旅客機787-9型機を世界で初めて定期便に就航させた。第1便は同日午前7時30分、乗客387人とともに羽田空港を出発し、福岡に向かった。
787-9型機は787-8型機より胴体を約6メートル延長し、座席が60席増えて395席となっている。就航式典であいさつした全日空の篠辺修社長は「従来機より機内湿度が2割高く、お肌に優しい飛行機」と利点を強調した。
全日空は787-9型機を44機発注しており、当初は羽田-福岡のほか、羽田-伊丹、羽田-松山でも運航。来年度から国際線にも投入する。