台湾・新竹市の国楽団が来日、10曲を演奏


小学生らが親善交流、東京・板橋区立文化会館で

台湾・新竹市の国楽団が来日、10曲を演奏

 海外での演奏活動も多い、台湾の「新竹市東区三民小学校国楽団」が来日し1日、東京・板橋区立文化会館で「日・台小学校交流演奏会」が開かれ、同区の児童や在日台湾人らが参加、日台の親善交流を行った。

 新竹市は台北から南へ70㌔ほど、台湾新幹線沿線にあり、半導体産業で知られる。同団は、民族楽器を駆使し国楽オーケストラと呼ばれ総勢87人で、今回そのうち保護者を含む50人が訪日した。

 二胡の協奏曲「戦馬奔騰」や日本の笙に似た音色で同じ呼称の楽器による「火車進?郷」、琵琶の重奏曲「龍船」、日本の歌謡曲に似た「白牡丹」など10曲を演奏。これに応え板橋区高島第五小の子供たちが「前へ!」(作詞・作曲ruriko)などを披露した。

 主催した同演奏会実行委員会代表の鈴木静雄いたばし倫理法人会会長・リブラン会長は「日本と台湾の交流がさらに深まることを願います」とあいさつした。