「作州草刈りオリンピック大会」を開催
岡山・美作市と地元有志ら、耕作放棄地で大会を企画
岡山県美作(みまさか)市は、耕作放棄地で草刈りの速さや技術を競う「作州草刈りオリンピック大会」を開いた。楽しみながら放棄地の管理を進めようと、地元有志らと共同で大会の開催を企画。競技は2人1組で100平方メートルの雑草を30分以内に刈り取るルールで、審査員が草刈りの面積や正確性などを採点した。
初開催の今大会には、市内や東京、大阪から約100人が参加した。草を刈り取った土地は、地域おこし協力隊を中心に今後の活用方法を検討する。
市商工観光課の担当者は「市内全地域で大会を開き、放棄地の活用を進めたい」と話している。