古式ゆかしく豊穣を祈願、神功皇后が起源


大阪・住吉大社で「御田植神事」、3500人が見物

古式ゆかしく豊穣を祈願、神功皇后が起源

 大阪市住吉区の住吉大社で14日、五穀豊穣(ほうじょう)を願う「御田植(おたうえ)神事」が行われた。約1800年前に神功皇后が御田を作らせたことが起源とされる。

 田んぼの中央に設けられた舞台では、みこ姿の「八乙女(やおとめ)」が田舞(たまい)と呼ばれる舞を踊り、すげがさをかぶった「替植女(かえうえめ)」ら約50人が苗を植えていった。

 境内には約3500人の見物客が詰め掛け、古式ゆかしい神事を見守った。