米沢市の河川敷で「川中島合戦」を再現


最大の見せ場は、謙信と信玄の一騎打ち「三太刀七太刀」

米沢市の河川敷で「川中島合戦」を再現

 山形県米沢市で「米沢上杉まつり」が開かれ、メーンイベントとして上杉謙信と武田信玄が戦った「川中島合戦」が河川敷で再現された。

 最大の見せ場は、謙信と信玄の一騎打ち「三太刀七太刀」。武田軍本陣に単騎で攻め入り、馬上から太刀を振りかざす謙信に、信玄が軍配うちわで受け止めると、約7万人の観客から歓声が上がった。

 米沢藩(現米沢市)の初代藩主は謙信の養子となった上杉景勝。川中島合戦が行われたのは現在の長野県だが、祖先が関係した歴史を再現しようと、43年前からこの祭りを行ってきたという。