ジャンボ機の最後のフライト、最終便が到着


ボーイング747型消える、導入から44年

ジャンボ機の最後のフライト、最終便が到着

 「ジャンボジェット」の愛称で親しまれた大型旅客機ボーイング747型機のうち、国内で唯一現役だった全日空の1機が31日、那覇-羽田便で最後のフライトを終えた。日本航空の導入以来、各社で44年間運航されてきたが、老朽化などに伴い、日本の空から姿を消すことになった。

 747型機は1970年1月、米パンナム航空が初導入。日航も同年7月以降計112機、全日空も79年から計47機を取り入れた。全長約70メートル、幅約64メートルの機体には500人以上が乗れ、団体旅行が普及し、海外が身近になる一因となった。

 ボーイング社の正式な愛称ではなかったが、日本では有名なゾウの名前を取って「ジャンボ」と呼ばれるなど人気を博した。

 しかし、四つのエンジンを積んだ機体は燃費が悪く、老朽化に伴い日航が2011年に全機引退させ、全日空も順次引退させていた。同型機を使う政府専用機も後継機の選定が進んでいる。

 最終便は午後3時15分ごろ羽田空港に着陸し、消防車からの放水アーチをくぐり駐機場所に到着。藤村弘機長は「時代の流れとはいえ、大好きなジャンボの退役は非常に残念」とあいさつした。