岸田首相に要請、外国人選手の早期入国許可を
「ぎりぎりのタイミング」、プロ野球・Jリーグ代表が訪問
プロ野球の斉藤惇コミッショナーとJリーグの村井満チェアマンは16日、岸田文雄首相を首相官邸に訪ね、新型コロナウイルスの水際対策として実施している外国人の新規入国原則停止措置の期限が今月末で切れるのに合わせ、外国人選手の入国を早期に認めるよう要請した。首相は「前向きに善処する」と応じたという。
斉藤氏は面会後、プロ野球、Jリーグともシーズン入りが迫っていると記者団に説明。「選手は相当前から筋肉を動かさないと試合に参加できない。ぎりぎりのタイミングだ」と語った。
政府は3月1日をめどに入国停止の例外を拡大し、ビジネス関係者や留学生、技能実習生などの入国を条件付きで認める方向で最終調整している。入国・帰国枠を1日5000人程度に拡大する見通しだ。