ミニーマウス、初のパンツスーツ姿で登場
英デザイナーに賛否、ディズニーランド・パリ30周年を記念
ディズニーを代表するキャラクターのミニーマウスが、初のパンツスーツ姿で登場した。英ファッションデザイナーのステラ・マッカートニーさんがディズニーランド・パリの開園30周年を記念するキャンペーンの一環で制作した。ただ、インターネット上では賛否両論が巻き起こっている。
ミニーは赤地に白い水玉模様のワンピースと大きなリボンがトレードマーク。1928年の初登場以来、さまざまな衣装で登場してきたが、ディズニーランド・パリによると、ズボン姿は初めてという。
マッカートニーさんのデザインでは、青地に黒い水玉模様のパンツスーツとリボン姿。25日公表の声明では「ミニーは新世代のための進歩の象徴となった」と述べた。女性の社会貢献を記念する3月の女性史月間に合わせてミニーが着用するという。
ディズニーランド・パリの公式ツイッターアカウントは「素晴らしい」と称賛。しかし、これに対し「あなた方はミニーを男性的にしようとしている」「愛着のあるミニーとは違うように感じる」などの批判のコメントも寄せられた。
マッカートニーさんは英国を代表するデザイナーで、元ビートルズのポール・マッカートニーさんの娘としても知られる。(ロンドン時事)