東京ドームで「ON」がそろって除幕式


往年の勇姿をかたどったレリーフが登場

東京ドームで「ON」がそろって除幕式

東京ドームに設置されたレリーフ(後方)の除幕式に出席した元巨人の長嶋茂雄氏(左)と王貞治氏=23日午前、東京都文京区

 東京ドームの22番入り口に「ON」の往年の勇姿をかたどったレリーフが登場し、23日に除幕式が行われた。三塁側には豪快なフルスイングでヘルメットを飛ばしている長嶋茂雄氏、一塁側には一本足で構える王貞治氏のものが飾られ、大きさはどちらも縦3メートル、横2・2メートル。

 長嶋氏は「腰が回って思い切ってスイングしているね。あれが僕の代名詞のスイング」と懐かしみ、王氏は「(一本足打法は)私のトレードマーク。一生懸命やってきてよかった」と述べた。

 2人がそろってファンの前に登場したのは、昨年5月5日に東京ドームで行われた長嶋氏の国民栄誉賞の表彰式以来。