旭日大綬章を受章、ケネディ元米大使に叙勲伝達


「想像し得る限り最高の名誉」、被災地支援などに尽力

旭日大綬章を受章、ケネディ元米大使に叙勲伝達

8日、在ニューヨーク日本総領事公邸で、旭日大綬章の叙勲伝達式に臨むケネディ元駐日米大使(左)(時事)

 女性初の駐日米大使で今秋、旭日大綬章を受章したキャロライン・ケネディ元駐日米大使(64)の叙勲伝達式が8日、在ニューヨーク日本総領事公邸で行われた。ケネディ氏は「想像し得る限り最高の名誉で、まさか受章するとは思ってもみなかった」と喜びを語った。

 ケネディ氏は故ケネディ元大統領の長女で、オバマ政権下の2013年11月から約3年間在任した。東日本大震災の被災地支援やオバマ氏の広島訪問実現に尽力するなど、日米関係強化に貢献した。

 現在も米国と日本の生徒らの交流活動に関わるなどしており、「両国の相互理解を深めるため、私にできることは全てしていきたいとの気持ちが強まった」と述べた。(ニューヨーク時事)