第4回アパ日本再興大賞、葛城奈海氏が大賞受賞
表彰式で記念講演「八紘一宇という建国の理念を取り戻す」
公益財団法人アパ日本再興財団(元谷外志雄代表理事)主催の懸賞論文表彰式が7日、東京都港区の明治記念館で行われた。この中で、第4回アパ日本再興大賞で、葛城奈海氏(ジャーナリスト)の『戦うことは「悪」ですか サムライが消えた武士道の国で、いま私たちがなすべきこと』(扶桑社)が大賞を受賞した。
葛城氏は記念講演で、日本書紀に登場する神武天皇が建国の詔の中で唱えた建国理念の「八紘一宇(天下をひとつの家族のようにすること)」は戦後、危険思想として「GHQによって意図的に消し去られた」と指摘。
その上で「戦後レジームからの脱却、日本を取り戻すことは八紘一宇という建国の理念を取り戻すことではないか」と訴えた。
このほか、第14回「真の近現代史観」懸賞論文では、山下英次氏(大阪市立大学名誉教授・経済学博士)の『令和日本の独立運動―歴(れっき)とした独立国にならなければ何事も始まらない!!』が最優秀藤誠志賞を受賞した。