政府、「教育未来創造会議」新設を閣議決定


大学改革・学び直しを議論、岸田首相「教育の充実に期待」

政府、「教育未来創造会議」新設を閣議決定

新設された「教育未来創造会議担当室」の入り口に看板を掛ける岸田文雄首相(左)と末松信介文科相=3日午前、東京都千代田区(代表撮影)

 政府は3日、教育再生実行会議の後継会議として「教育未来創造会議」を新設することを閣議決定した。岸田文雄首相を議長とし、主に大学改革や社会人が大学などで学び直す「リカレント教育」について議論する。初会合は年内に開かれる見通し。

 会議は岸田首相や末松信介文部科学相ら関係閣僚のほか、清家篤元慶応義塾長や日立製作所の東原敏昭会長兼最高経営責任者(CEО)、長野県の阿部守一知事ら15人の有識者で構成される。岸田首相は3日午前、事務を担う担当室の設置に立ち会い、「教育の充実に資していただければと期待している」と述べた。