ヤクルトの青木宣親、劣勢の終盤で値千金の一打


痛烈なライナーで2点左前打、巨人に無敗で日本Sへ

ヤクルトの青木宣親、劣勢の終盤で値千金の一打

7回、逆転の2点適時打を放つヤクルトの青木=12日、神宮

ヤクルトの青木宣親、劣勢の終盤で値千金の一打

プロ野球クライマックスシリーズ結果

 頼れるベテランが、劣勢の終盤で値千金の一打を放った。ヤクルトの青木が、1点を追う七回2死満塁で、代わったばかりの中川の初球を完璧に捉えた。痛烈なライナーで2点左前打とし、ベンチを熱狂させた。

 苦しい展開だった。原が二回に右手に打球を受けて降板。緊急登板の金久保が試合をつくったが、六回までメルセデスに抑え込まれた。その中で「みんながつないでくれたチャンスだったので何とかしたかった」と振り返った39歳が貴重な逆転打。直後に追い付かれたが、引き分けで日本シリーズ進出を決めた。

 リーグ覇者として、3位巨人を迎えたCSファイナルステージでは一つも負けなかった。第1戦で奥川が完封し、2戦目は高橋が6回無失点。打線では1番塩見が好調だった。本拠地で5度宙に舞った高津監督は「選手の強さ、成長を感じた。勝つことができてすごく幸せ」と笑顔を見せた。

 監督は次の舞台をにらみ、「セの代表として日本シリーズに出場できることにほっとしている。必ず日本一になります」と宣言。ヤクルトが2001年以来、20年ぶりの頂点を狙う。