ハロウィーン、子供たちの訪問にお菓子あげない
英で世論調査、国民の4割が「居留守」 「ドアを開けない」
今月31日のハロウィーンを前に、魔女やお化けなどに仮装した子供たちが「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)」と叫びながら家を訪ね歩く習慣に対し、英国民の約4割が居留守を使って応じないつもりでいることが明らかになった。調査会社ユーガブが26日、世論調査の結果を公表した。
調査によると、子供たちの訪問を受けた場合、47%が「お菓子をあげる」と回答。しかし、40%は「ドアを開けない。不在のふりをする」との意向を示した。3%は「ドアを開けるが、別のものをあげる」とし、別の3%は「何もあげない」と答えた。
ハロウィーンは英国やアイルランドに住んでいた古代ケルト人の祭りが起源とされる。近年では日本でも人気を集めているが、迷惑行為が相次ぐなどの問題も生じている。(ロンドン時事)