海上自衛隊、新型潜水艦「はくげい」が進水
たいげい型2番艦、神戸市で命名・進水式、23年就役へ
海上自衛隊の最新潜水艦の命名・進水式が14日、川崎重工業神戸工場(神戸市)で開かれ、「はくげい」と艦名が決まった。新型のたいげい型潜水艦の2番艦で、2023年3月に就役予定。
海自によると、「はくげい」は「白鯨」と書き、白いマッコウクジラを意味する。旧日本海軍を含めて初めて採用された艦名という。
基準排水量は約3000トンで、全長84メートル、全幅約9メートル。建造費は約720億円。乗組員は約70人で、1番艦の「たいげい」と同じく、艦内居住性を向上させ、女性乗組員の専用区画も設けた。