米エミー賞、ドラマ作品は「ザ・クラウン」が受賞
コールマンさんが総なめ、コメディーは「テッド・ラッソ」
米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞の授賞式が19日夜開かれ、ドラマシリーズ作品賞にエリザベス英女王の素顔に迫った米英合作の「ザ・クラウン」が輝いた。女王役を演じたオリヴィア・コールマンさんが主演女優賞を取るなど、ドラマシリーズ部門の主要賞を総なめにした。
「ザ・クラウン」は、インターネット動画配信を手掛ける米ネットフリックスのオリジナルシリーズ。米メディアによると、同社の作品がドラマシリーズ作品賞を受賞するのは初めて。
コメディーシリーズ部門では、英国でサッカーチームの監督になったアメリカンフットボールのコーチの奮闘を描いた「テッド・ラッソ」が作品賞を獲得した。
複数年にわたり放送されないリミテッドシリーズ部門では、映画「タイタニック」(1997年公開)のローズ役で知られるケイト・ウィンスレットさんが「メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実」で主演女優賞に選ばれた。(ロサンゼルス時事)