上海日本人学校高等部、1期生35人が巣立つ


世界初日本人学校に開設された高校で、最初の卒業式

上海日本人学校高等部、1期生35人が巣立つ

1日、上海日本人学校高等部で行われた卒業式で歌を歌う卒業生ら=中国上海市(時事)

 世界で初めて日本人学校の高校として2011年4月に開設された上海日本人学校高等部(水野俊夫校長)の最初の卒業式が1日、中国上海市で行われ、第1期生35人が巣立っていった。

 高等部は日本企業の積極的な中国進出を背景に、駐在員が家族連れで赴任しやすい環境をつくるため開校した。しかし、その後、反日デモや大気汚染をはじめとする環境問題への懸念などから、単身赴任が増えたこともあり、1期生は入学時の55人から20人減った。

 卒業生を代表して答辞に立った野村湧司さんは地元の学校との交流を振り返り、「国の違いや考え方の違いはあるが、最後は個人と個人のつながりが最も大切だと教わることができました」と強調。「1期生の誇りと責任を持ち、次の舞台で活躍していきます」と抱負を語った。

 卒業生は在学中に中国語を学習。日本国内の大学や専門学校に進学する。(上海時事)