全国各地と英国の火が一つに、集火式で聖火誕生
24日開幕の東京パラリンピックに向け迎賓館で開催
24日開幕の東京パラリンピックに向け、47都道府県と大会発祥地の英国ストークマンデビルで採火された火を一つにする集火式が20日、東京都港区の迎賓館赤坂離宮で行われた。
ステージ上に集まった全国各地の火と、現地時間19日にともされたストークマンデビルの火が一つの大きな炎になる映像演出の後、女優の石原さとみさんら3人がトーチの形の聖火皿に点火。東京パラの聖火が誕生した。
大会組織委員会の橋本聖子会長は「東京は世界で初めて2回目の夏季パラリンピックを開催する都市。多様性と調和を実現する大きな契機となる」とあいさつ。菅義偉首相や小池百合子東京都知事、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長も出席した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、17日から静岡、千葉、埼玉、東京の開催都県で予定されていた公道での聖火リレーは大半が中止された。開会式が行われる24日まで、都内各地で点火セレモニーが実施される。