ソニー、国内で「プレイステーション4」を発売


据え置き型ゲーム機は7年ぶり、海外では昨年先行発売

ソニー、国内で「プレイステーション4」を発売

「プレイステーション4」を手に喜ぶ購入者ら=22日未明、東京都中央区

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が、新型据え置きゲーム機「プレイステーション(PS)4」を22日に発売した。同社の据え置き型ゲーム機は2006年のPS3以来約7年ぶり。同日午前0時から東京・銀座のソニービルで先着100人に限定販売したほか、一部量販店では開店時間前に販売、熱心なファンが買い求めた。

 限定販売で最初に購入した神奈川県厚木市の大学生、渡辺亮さん(21)はSCEのアンドリュー・ハウス社長から直接新製品を手渡され、「バトルゲームをやりたい。ゲームの様子をネットに配信する機能が魅力」と満足そうに笑みを浮かべた。

 PS4はゲームの様子が常時録画され、簡単にインターネット上で生中継できるほか、インターネット経由で過去の名作ゲームもダウンロードできる。価格は税抜きで3万9980円。

 海外では昨年11月に先行発売され、3月末までの世界販売目標500万台に対し、2月8日時点で530万台を超えた。国内ゲーム市場がスマートフォン(多機能携帯電話)用のゲームに押される中、海外市場での勢いが日本でも続くか注目される。