ブリンケン米国務長官「イランの仕業と確信」
爆発物積んだ無人航空機でタンカーを攻撃、乗組員2人死亡
ブリンケン米国務長官は1日、日本企業が所有し、イスラエル系企業が運航する石油タンカーが中東オマーン沖で襲撃された事件に関し「入手可能な情報を分析した結果、イランが爆発物を積んだ無人航空機(UAV)を使って攻撃を実施したと確信している」との声明を発表した。
ブリンケン氏は「こうした行為は重要な水路における航行の自由や国際海運、船員の命を脅かす」として、攻撃を正当化することはできないと批判。地域諸国やパートナー国と「適切な対応」を協議すると述べた。襲撃では英国人とルーマニア人の乗組員2人が死亡した。(ワシントン時事)