丸亀製麺がロンドンに、うどんの浸透を図る


初日は行列100人超え、消費者に受け入れられると確信

丸亀製麺がロンドンに、うどんの浸透を図る

丸亀製麺の開店前に行列をつくる人々=26日、ロンドン中心部リバプール・ストリート駅周辺(時事)

 讃岐うどんチェーンを展開する丸亀製麺は26日、ロンドン中心部に英国1号店をオープンした。出店済みのロシアを除き、欧州では初の店舗。今後は英国を足掛かりに欧州各地で「UDON(うどん)」の浸透を図る。新型コロナウイルス流行の影響で当初予定していた開店時期は延期を余儀なくされたが、オープン初日には100人を超える行列ができた。

 丸亀製麺は2026年までに欧州で100店の出店を目指す。欧州子会社のキース・バード最高経営責任者(CEO)は、「多くの市場調査をした結果、英国や欧州でうどんが消費者に受け入れられると確信している」と自信を示した。

 1号店は金融街シティーの中心地リバプール・ストリート駅の近くに出店。かけうどん1杯が3・95ポンド(約600円)で、ロンドンの飲食店では破格に安い値段設定となる。欧州に多いビーガン(完全菜食主義者)向けに動物由来の食材を一切使わない新メニューを加えるなどの工夫もしたという。

 英国ではうどんの認知度はさほど高くないものの、徐々に浸透しつつある。ロンドン中心部には日系のうどん店「コヤ」が複数の店舗を展開中。丸亀製麺などを傘下に持つトリドールホールディングス(東京)の杉山孝史常務は「英国でコロナ規制が大幅に緩和され、出店に適したタイミングだ。今後外食需要の回復を見込んでいる」と語っている。(ロンドン時事)