東京五輪選手村が開村、入村は競技5日前から
競技終了2日後には退去、24時間運用の発熱外来も設置
東京五輪開幕を23日に控え、大会中に選手が滞在する東京・晴海の選手村が13日に開村した。居住棟は14~18階建ての21棟からなり、五輪時で1万8000ベッドを収容する。初日から入村予定があるが、大会組織委員会は「選手団の個別の入村状況はお答えしていない」としている。入村式などのイベントは感染対策の観点から行われない。
新型コロナウイルス感染対策として、選手の入村は原則として競技開始5日前から認め、競技終了2日後には退去してもらう方針。村内は総合診療所とは別に24時間運用の「発熱外来」を設置して備える。メインダイニングホールの座席数を減らすなどの対策も講じた。
閉村は五輪閉会式3日後の8月11日で、パラリンピック開幕1週間前の同17日に再び開村する予定。