福島県富岡町に「移住支援センター」がオープン


頭打ちの旧避難指示区域、県沿岸部に人材を呼び込みへ

福島県富岡町に「移住支援センター」がオープン

「ふくしま12市町村移住支援センター」の開所式でテープカットをする福島県の内堀雅雄知事(中央)、平沢勝栄復興相(左から2人目)ら=9日午後、同県富岡町(時事)

 東京電力福島第1原発事故で避難指示が出ていた福島県沿岸部への移住を進めるため、同県が設けた拠点「ふくしま12市町村移住支援センター」が富岡町でオープンし、開所式が9日開かれた。旧避難指示区域では住民の帰還が頭打ちになっており、首都圏などから人材の呼び込みを目指す。

 センターは移住相談を受け付けるほか、求人情報や住宅、買い物などの生活情報をインターネットで発信。お試し移住も行う予定で、県が創設した最大200万円の移住支援金などの活用を呼び掛けている。

 開所式には内堀雅雄知事や平沢勝栄復興相らが出席。その後センターで開かれた移住促進実行会議で内堀氏は「12市町村の復興を前に進めたいという熱い情熱をもった皆さんを、地域に呼び込みたい」と述べた。

 センターの運営は福島イノベーション・コースト構想推進機構に委託。移住相談は同機構のホームページや電話で受け付ける。