低気圧が接近、関東甲信2週連続で大雪


大雪警報が発令、東北も警戒

低気圧が接近、関東甲信2週連続で大雪

降りしきる雪の中、バレンタインデーの赤いイルミネーションで彩られた六本木ヒルズで歩道の雪かきをする人たち=14日午後、東京都港区

 発達中の低気圧が四国沖から紀伊半島沖へ進んだため、14日午後は東日本や東北で雪や雨が降った。関東甲信では2週連続で大雪となり、滋賀県で雪による交通事故で1人が死亡したほか、転倒などによる負傷者が続出。新幹線の遅れや航空便の欠航、高速道路の通行止めなど、交通も乱れた。気象庁は東日本では15日、東北では16日にかけて大雪や暴風雪、高波に警戒するよう呼び掛けている。

 東京23区を含め、関東甲信の大半の地域には大雪警報が発令された。14日午後11時の積雪は、甲府市が76センチと、1894年の観測開始以来の最多を記録した。長野県松本市は55センチ、横浜市は22センチ、東京・大手町は13センチ。