菅首相が児童死傷の現場を視察、冥福を祈る
要望受け歩道整備に協力、再発防止を期す考えを示す
菅義偉首相は1日、小学生5人が死傷するトラック事故が起きた千葉県八街市の現場を訪れた。犠牲となった児童の冥福を祈り、献花して黙とう。地元の要望を受け、通学時の安全確保のため歩道整備に協力する意向を表明した。
首相は午後2時すぎから5分あまり現場に滞在。八街市の北村新司市長や千葉県警の楠芳伸本部長から発生状況などについて説明を受けた。市長は現場の歩道整備に支援を要請。首相は「政府として全面協力するので早くやってほしい」と伝えた。
首相官邸に戻った後、首相は記者団に「未来のある子供たちが命を失い、負傷することはあまりにも悲しく、痛ましい」と強調。再発防止を期す考えを示した。