バイデン氏、サングラスをプーチン氏に贈る
ボストン郊外ランドルフで製造、伝統の品を平和の象徴に
米ボストン郊外の小さな町ランドルフで作られたサングラスが、16日にジュネーブで行われた米露首脳会談で、バイデン米大統領からプーチン・ロシア大統領に土産として贈られた。サングラスを製造したランドルフ・エンジニアリング社のピーター・ワシュキエウィチ社長がAFP通信の取材に応じ、ニュースを聞いて「かなり驚いた。こんな機会はそうそうあるもんじゃない」と感想を語った。
同社のサングラスは、米映画「トップガン」(1986年)で使われ一躍知られるブランド品となった。首脳会談当日について社長は「昼すぎまで普通の日だったのに、電話が鳴り始めて何が起きているのか知った」と振り返った。
6週間かけて製造されるサングラスは「米国の手工芸品」がキャッチフレーズ。社長は「米国伝統の逸品と見込んで贈ってくれたに違いない。平和のシンボルになってほしい」と述べている。(ランドルフ(米)AFP時事)