仙台で積雪最大35センチ、観測史上3番目


東北の太平洋側で記録的大雪、交通の乱れ続く

仙台で積雪最大35センチ、観測史上3番目

急速に発達した低気圧の影響で、仙台市では78 年ぶりに積雪35センチを記録した。東日本大震災で被災した人たちが暮らす仙台市太白区の仮設住宅団地では、膝の辺りまで雪が積もり歩くのも大変な状況となった=9日午前

 低気圧が発達しながら三陸沖を北東へ進んだため、9日は東北の太平洋側を中心に大雪となった。仙台市では同日朝の積雪が35センチと、1976年12月に観測した34センチを超え、32年2月の37センチに迫る観測史上3番目となった。

 9日午後5時までの24時間降雪量は岩手県岩泉町が43センチ、宮城県大崎市と福島県会津若松市が40センチだった。