セコムが新型警備ロボット「ココボ」を投入へ
AIを搭載 成田で試験運用、安定感のあるデザイン
セコムは10日、人工知能(AI)を搭載し、高速大容量の通信規格「5G」に対応した新しい警備ロボット「ココボ」の試験運用を16日から成田空港で開始すると発表した。空港などの大型施設を対象に、警備員とセットでの常駐型サービスとして、年内の投入を予定している。
AIがカメラの映像をその場で解析し、不審者や異物を発見すれば警備員に知らせる。また、5Gを活用することで、警備ロボットの映像を離れた場所から遅延なく確認できる。
家族型ロボットを手掛けるスタートアップ企業などと共同開発した。曲線的で親しみやすく、安定感のあるデザインに仕上げている。