IT駆使のコンビニが大阪・守口市に誕生
パナソニックとローソンの実験店舗、課題はコスト面
最新のITや省エネ技術を採り入れたコンビニエンスストアが6日、大阪府守口市のパナソニック本社前にオープンした。パナソニックとローソンによる実験店舗。コスト面が今後の課題だが、ローソンは全国に順次拡大したい考えだ。
売り場では、プライバシーに配慮して人物だけを映像から消せる特殊カメラが、商品棚を常時撮影。商品ごとの売れ行きをきめ細かく把握し、発注や品ぞろえの変更をスピードアップできる。店内外には複数の電子ディスプレーを配置し、時間帯に応じた商品情報などを配信する。
冷蔵ケースや空調、発光ダイオード(LED)照明などの設備も、最新の省エネ型を採用。店舗全体の電力使用量を従来比で半減できる見込みだ。