山路晶が快挙、1ラウンドでホールインワン2度


ツアー史上初となる記録に「怖い」、次は初優勝を狙う

山路晶が快挙、1ラウンドでホールインワン2度

ツアー史上初となる同じラウンドで2度のホールインワンを達成し、笑顔を見せる山路晶=28日、愛知・セントクリークGC(時事)

 ツアー未勝利の山路が快挙を遂げた。ツアー史上初となる1ラウンドで2度のエースに、「初めてとは分からなかったので驚きも強い」。いったんは戸惑った様子も見せたが、「うれしい気持ちです」と笑みが浮かんだ。

 まずは3番(150ヤード)。9番アイアンで放った一打はピン手前5ヤードから転がった。「ジャストで入ってくれた。(同組の)みんなでイエーイ、となった」。さらに7番アイアンを選んだ7番(175ヤード)の第1打も、3番と同じような位置から転がってホールインワン。「ショットの調子が良かった」と話したが、「(2度目は)入ると思わなくて、怖いと思った」と実感を込めた。

 偉業を達成したが4ボギー、1ダブルボギーが響いて予選落ちし、「複雑」と苦笑い。1998年度生まれの「黄金世代」の一人として、次は心底喜べる初優勝を狙う。