関西空港に自動PCR装置、夏頃から検査開始へ


80分で出国当日に検査、陰性証明も、川崎重工業が開発

関西空港に自動PCR装置、夏頃から検査開始へ

コンテナ内で稼働する自動PCR検査ロボット(川崎重工提供・時事)

 新型コロナウイルスに感染しているかどうかを判定する川崎重工業の「自動PCR検査ロボットシステム」が20日、関西国際空港に設置され、報道陣に公開された。検査結果が出るまでの時間は約80分。国際線で出国する旅客が搭乗当日に検査し、チェックイン前に陰性証明書を発行してもらえるようになる。検査開始は今年夏ごろの予定。

 唾液から検体を採取し、コンテナに格納されたロボットが分析する。1日に最大で2500件検査できる。陰性証明書の発行には医師の判断が必要で、川重は提携する医療機関を探している。料金や検体の採取方法などの詳細は、医療機関と協議して決める。

 川重の担当者は「渡航先で陰性証明が求められる状況はしばらく続くと考えている。急な渡航の際などに役立つのではないか」と期待を寄せた。