日本コカ、100%再生ペットの利用を拡大へ
「い・ろ・は・す」に続き「コカ・コーラ」「ジョージア」も
日本コカ・コーラは、使用済みのペットボトルを100%使用した再生ペットボトルの利用を拡大する。新たに炭酸飲料「コカ・コーラ」の主要製品や、コーヒー飲料「ジョージアジャパンクラフトマン」の一部商品で導入する。これにより、清涼飲料事業での再生ペット樹脂使用率を2020年の28%から22年までに50%へ引き上げる方針。
今回の導入で、石油由来原料から作る新たなプラスチックを約3万トン削減できるという。コカ・コーラはペットボトル容器に用いる樹脂を、30年に再生ペットと植物由来へ全面的に切り替える計画。昨年3月にはミネラルウオーター「い・ろ・は・す天然水」に100%再生ペットを導入している。