宮崎で完熟キンカン「たまたま」出荷開始


河野宮崎県知事に「エクセレント」を贈呈

宮崎で完熟キンカン「たまたま」出荷開始

 宮崎県名産の完熟キンカン「たまたま」の出荷が始まった。県内の生産者で組織する果樹振興協議会きんかん部会の黒木章二副部会長らはこのほど、県庁に河野俊嗣知事を訪ね、とりわけ糖度の高い最高等級「エクセレント」を贈呈した。

 黒木副部会長らによると、今年は夏の猛暑と秋の急激な冷え込みで大ぶりのものは減ったが、「味は例年通りいい」という。

 宮崎はキンカンの生産量日本一。樹上で完熟させた糖度16以上、直径2・8センチ以上を「たまたま」と呼ぶ。出荷のピークは2月で、前年を若干下回る1060トンの販売を見込む。