「熱い思いをチームジャパンに結集」
ソチ冬季五輪に臨む日本選手団が結団式
ソチ冬季五輪に臨む日本選手団の結団式が20日、秋篠宮殿下御夫妻も出席されて東京都内のホテルで開かれ、代表選手が健闘を誓った。
20日現在の選手団226人(選手99人、役員127人)のうち、海外遠征で不在の選手を除く126人が出席。選手団旗が日本オリンピック委員会の竹田恒和会長から橋本聖子団長を経て、旗手を務めるカーリング女子の小笠原歩(北海道銀行)に手渡された。
橋本団長は「国民の皆さまと情熱を共有できるよう、細心、大胆に取り組む」とあいさつ。主将を任されたジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)は「熱い思いをチームジャパンに結集し、一意専心、競技に挑む」と決意を述べた。
金メダルが期待されるジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)は「改めて楽しみな気持ち。より一層気を引き締め、準備していきたい」とコメント。
壮行会では、安倍晋三首相が「多くの日本人の夢や希望、声援を力に変えて大きな結果を出してほしい」と激励した。
五輪は2月7日にロシア南部のソチで開幕し、日本選手団は今月31日に本隊が出発する。