「処理水」海洋放出、朝日の「地元反対」との虚偽報道が風評被害もたらす


◆「ゆがんだ見方」健在

 「『被ばくによる健康被害がないことを心から望んでいる』と当たり前のことを言って、怒りを買った経験が何度もある。被害が大きいことを望んでいるかようなゆがんだ見方が、まだ健在だ」

 1カ月ほど前、福島大学名誉教授の清水修二氏が毎日新聞福島版のインタビュー記事でこんな話を披歴していた(3月10日付)。政府は福島第1原発の「処理水」を海洋放出する方針を決め、新聞に「風評被害」の文字が躍っているので思い出した。


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