小紙(2日付)第1面に掲載された「輸入ピーク…
小紙(2日付)第1面に掲載された「輸入ピーク」の真っ赤な花。ゴールデンウイークがきょうで終わると、花屋さんの店頭に並ぶカーネーションの彩りにその日が近づいたことに思いがいくようになる人も多いだろう。
フリルの花びらが何とも可愛く、かつモダンなイメージの花で感謝を伝えるその日。今年はこの11日がその日で、昨年は12日、一昨年は13日だった。5月の第2日曜日が母の日であるから、毎年日にちは変わる。
今週はそれにちなむトピックが囲み記事となって紙面にも登場しよう。平成20(2008)年5月10日にはこんな調査記事(時事通信)が出た。
調査は、洋上での体験活動などを通じた青少年育成を目指すB&G財団(ブルーシー・アンド・グリーンランド財団)が「体験クルーズ」に参加した全国の小中学生を対象に行い、481人が回答した。「学校での出来事などを家族に話す」との回答は全体の80%。
このうち73%が母親と一番話し、兄弟姉妹が9%で、父親は5%だった。一方で「褒められる」のも母親からが49%で最も多く、父親は17%。「しかられる」のも母親59%に対して父親は24%だったというもの。
まさに“母は強し”で、お父さんは形無しの体(てい)。だが、「しかられる相手で一番怖い」のは父親51%(母親33%)と逆転。家庭での父親の威厳はようやく保たれたようだ。6年前の調査だが、今も結果は変わりなさそうだ。