編集局 2019/9/17 欧州 [会員向け]
今月9日に仏経済紙ラ・トリビューンが公表した世論調査によると、長期化している黄色いベスト運動の停止を望んでいるのは回答者全体では52%、年金生活者では63%に上っていることが明らかになった。
パリ西郊外の仏自動車メーカーで働くブリュノさん(48)は、5カ月前まで組合の後押しもあって毎週土曜日のデモ行進に参加していたが、デモ隊の暴力の横行が止まらないのを見て不快感を覚え、参加をやめたという。記者の取材に「私の仲間の多くはうんざりしている」と話している。
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