雪印メグミルク杯ジャンプ、伊藤有希が優勝


伊藤は圧勝にも反省、五輪代表入りが有力視

雪印メグミルク杯ジャンプ、伊藤有希が優勝

表彰台で笑顔を見せる女子優勝の伊藤有希(中央)=5日、札幌市宮の森ジャンプ競技場

 女子は伊藤が2回目に最長不倒の92・5メートルを飛んで圧勝した。それでも踏み切りのタイミングが遅れていることが不満で、「自分の納得がいくジャンプではなかった」と反省の言葉を口にした。

 ワールドカップ(W杯)では今季第2戦で自己最高の6位に入るなど力を見せたが、所属チームの監督と話し合って国内で調整している。ソチ五輪代表入りが有力視される19歳は、「自分の練習に集中して、いいきっかけをつかみたい。メダル獲得に向けてさらにトレーニングしていきたい」と意気込んだ。