冬季パラリンピック、日本代表選手15人が発表
荒木団長「メダル10個以上が目標」
来年3月7日から16日まで開催の「ソチ2014パラリンピック冬季競技大会」に派遣される日本代表選手15人が24日、日本パラリンピック委員会から発表され、4大会連続の出場となるアルペンスキーの森井大輝(富士通セミコンダクター)らが選ばれた。選手団主将も務める森井は「開会式翌日に、競技が行われるので、そこでしっかりとした成績を残して選手団全体に勢いを付けたい」と抱負を語った。
選手団団長は日本障害者スポーツ協会の荒木雅信科学委員長、旗手にバイアスロンの太田渉子(日立ソリューションズ)を発表。代表選手は、世界選手権など国際大会の成績や世界ランキングに基づいて選出され、3大会連続の出場となるアルペンスキー競技の三澤拓(キッセイ薬品工業)やバイアスロンの久保恒造(日立ソリューションズ)など経験豊かな選手が数多く選ばれた。
荒木団長は「ソチパラリンピックでは、メダルの獲得数10位以内、10個以上のメダルを獲得したい」と目標を掲げた。このあと代表の追加選手は、今シーズンの競技成績などを基に2月5日の結団式までに決定される。