「謝謝台湾」クラシックカー60台で台湾一周


震災支援への感謝を伝える

「謝謝台湾」クラシックカー60台で台湾一周

 東日本大震災への支援に感謝を込めてクラシックカーで台湾を一周する「RALLY NIPPON 2013 in 台湾」(主催・同実行委員会)の壮行記者会見が22日、東京都港区の台北駐日経済文化代表処で行われ、同代表処の沈斯淳代表や台湾観光親善大使の小林幸子さんらが出席した。

 東日本大震災の際にいち早く救済人員の派遣や多額の義援金を送った台湾に感謝を伝えるため、クラシックカーラリーイベントの中で「日本の世界遺産や文化遺産を巡る旅」というコンセプトから、唯一観光庁の支援を受ける「RALLY NIPPON」を今回、台湾で初開催。11月28日から12月1日までの4日間、60台のクラシックカーに「謝謝(ありがとう)台湾」のメーセージ入りゼッケンを張り付けて、文化遺産や歴史的建造物を巡りながら台湾を一周する。

 沈代表は「走行ルート上の各地では、さまざまな交流イベントが企画されており、このような形で、台湾と日本の文化交流を深めていくことは、大変意義がある」と語った。小林幸子さんは「今も温かい気持ちを持っていてくださる台湾の皆さんに感謝したい」とイベントの意義を語った。