ダライ・ラマ14世、世界遺産背に平和語る


ダライ・ラマ14世、世界遺産背に平和語る

 来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が22日、静岡市内で開かれたイベントで講演した。会場は世界文化遺産の富士山を一望できる日本平で、神道やキリスト教、イスラム教、仏教など6宗教の代表らが一堂に会した。

 ダライ・ラマは霊峰に祈りをささげ、「異なる宗教同士が相互理解を図り、世界平和を築くため心を一つにすることが重要」と強調。1000人超の参加者が静かに耳を傾けた。