阪急電鉄、新型車両「1000系」を公開


阪急電鉄、新型車両「1000系」を公開

 阪急電鉄は21日、神戸線に導入する「1000系」の新型車両を公開した。外観は既存車両のデザインをほぼ踏襲したが、車両前面の左右にある標識灯の形がシャープになった。

 車内は車いすスペースを拡大するなど、バリアフリー設備を充実した。大型化した案内ディスプレーには、行き先や停車駅案内、時事通信社のニュースなどが表示される。

 また、全照明機器に発光ダイオード(LED)を採用し、既存車両と比べ約50%の消費エネルギー削減を達成した。客室内の騒音も前形式車両に比べ40%低減した。28日に営業運転を開始する。