米アップル、「UFO型」新社屋を建設へ


創業者の故ジョブズ氏が発案

米アップル、「UFO型」新社屋を建設へ

米アップルがカリフォルニア州クパチーノ市に提出した「UFO型」新社屋のイメージ図(時事)

 米アップルは2016年の完成を目指し、カリフォルニア州クパチーノ市に「UFO型」の新社屋を建設する。同市議会が20日までに、税負担引き上げを条件に建設を正式承認した。

 新社屋は「アップル・キャンパス2」と呼ばれ、創業者の故スティーブ・ジョブズ氏が発案。がんで闘病中の2011年6月、建設計画を市議会に説明した際、「宇宙船が着陸したようなデザイン」と表現した。

 設計は英国の著名建築家ノーマン・フォスター氏が手掛けた。敷地面積は約71万平方メートルで大半を緑地とする計画。建物はガラス張りの4階建てで延べ床面積は約26万平方メートル。1万2000人以上の従業員が働けるスペースがあり、分散化している拠点を1カ所に集約する狙いがある。

 アップルは現在も同市内に本社を構えているが、経営危機にあった1997年以降、同市から売上税の50%を減免されてきた。同市議会は新社屋建設の承認に当たって減免率を35%に引き下げることを求め、アップルは同意した。(シリコンバレー時事)