海自がオホーツク海上で流氷を今季初観測


南北に幅約5キロの帯状、北海道網走沖でゆっくり南下

海自がオホーツク海上で流氷を今季初観測

今季初めてオホーツク海で観測された流氷=9日午前、海上自衛隊第2航空群提供

 海上自衛隊第2航空群(青森県八戸市)は9日、警戒飛行中の哨戒機P3Cが、オホーツク海上で今季初めて流氷を観測したと発表した。

 流氷は南北に幅約5キロの帯状で、北海道・網走沖の北約280キロからゆっくり南下している。昨冬の初観測は12月31日だったが、例年は1月上旬に観測されるという。

 札幌管区気象台によると、オホーツク海沿岸で流氷を目視できる「流氷初日」は平年並みで、今月中~下旬となる見込み。